2007年08月20日    お風呂に入るのを避けた方が良いとき

お風呂に入るのは体にいいこと!
そう思って入るけれども、実は体に負担をかけてしまう場合もあります。
お風呂に入るのを避けた方が良いときを知っておきましょう。
お風呂に入ると血液の多くは皮膚に運ばれ、胃や腸の血流量が少なくなります。
そのため食前や食後すぐに入浴すると、消化が悪くなってしまいます。
また、激しい運動の後は体力を消耗しています。
意識していませんが、お風呂に入ることはそれ自体がカロリーを消費しているので、疲れた体を余計に働かせてしまいます。
少し落ち着いてからゆっくり入ることで、体の疲れをきちんと取ることができます。
なお、お酒を飲むと心臓から出る血流量や、脈拍数が増えます。
そこでお風呂に入るとさらに心臓からの血流量が増えてしまい、心臓に負担をかけてしまいます。
飲酒後の入浴は避けましょう。
お風呂にゆっくり入ると疲れがとれるし、体にいいと思っていても、実際は入るだけでカロリーを消費し、体力を消耗します。
体が弱っているとき、例えば病後や疲労しきっている時は、体に負担をかけてしまい逆効果になりかねないので入浴を避けた方が良いでしょう。


Posted by ブロやン at 23:35

2007年08月02日    体にやさしいお風呂の入り方

寒いところから急に熱いお湯に入ると、心臓に負担をかけてしまうので、まず浴室の温度を上げて湯船との温度差を低くしましょう。
日本人は熱めのお湯が好きですが、なるべくぬるめに感じるくらいが適温です。
お湯をかけて体をならしたら、お風呂に入ってバスタブにゆっくりつかりましょう。
肌の角質層に水分が含まれて柔らかくなり、汚れが落ちやすくなります。
体が温まってから体を洗いましょう。
お風呂から上がったら、体がすぐに冷えないように脱衣所はきちんと暖めておき、吸収性のいいタオルで全身を拭き、水分を拭きとります。
汗をかいたままパジャマを着ると、あとで体が冷えてしまうので、汗がひくのを待ってから着るようにしましょう。
そして、お風呂に入ると汗が出て水分が失われるので、水分補給を忘れずにしましょう。
暑くて冷たいものを飲みたくなりますが、せっかく温まった体をまた冷やしてしまうことになるので、人肌のミネラルウォーターなどにしましょう。
さらにいいのは温めた牛乳です。
牛乳は水分補給ができるとともに、牛乳に含まれている成分が眠りを促進し、夜もぐっすり眠ることができます。


Posted by ブロやン at 12:27

2007年07月09日    お風呂の形式の歴史

現在の日本の住宅には浴室があるのはほとんどが当たり前として考えられていますが、今のように住宅の中に浴室が構えられるようになったのは戦後のことです。
それまでは銭湯に通ってお風呂に入っていました。

日本のお風呂の始まりは仏教伝来とともにお寺にできた浴堂が始まりでしたが、宗教的な業としてではなく、一般的な習慣として銭湯ができ始めたのは江戸時代になってからでした。
最初の銭湯は熱く焼いた石に水を掛けて蒸気を発生させ、その中に入って体を温めるものでした。
その後、首までお湯につかる「据え風呂」が登場しました。
人1人がやっと入れる浴槽の内側に鉄の筒を置き、その中に燃えている薪を入れてその熱で水を温めるシステムです。
関西では五右衛門風呂がこの頃できました。

その後、明治時代になると銭湯も広く開放的に、そして浴槽にはたっぷりとお湯が張られるようになりました。
大正時代になると浴室がタイル張りになりました。
戦後になって住宅に浴室を設置するようになって以降、今に至るまでお風呂はどんどん進化しています。
お湯の温度調節を自動でするものや、ジャグジー風呂、テレビ付きの浴室など。
銭湯もスーパー銭湯と呼ばれるような一種のテーマパークのようにお風呂を楽しむ施設となっています。


Posted by ブロやン at 20:41

2007年07月07日    お風呂の歴史

日本人はお風呂が大好きですね。
他の国では湯船につかるという習慣がないところもありますが、この習慣はいつから始まったのでしょうか?
お風呂の歴史は、6世紀に仏教とともに、中国から伝わってきたと言われています。
仏教で、お風呂に入ることは「七病を除き、七福が得られる」と説かれていたことから、お風呂に入ることは体に良く、そして幸福になれると考えられていたのでしょうか。
仏教の伝来以来、お寺ではこの教えに基づいて「体を洗い清める」ということが大切な業の一つと考えられ、そのために浴堂が備えられるようになったそうです。
そして家にそのような浴堂を持たない庶民に対しても入浴を施したことから、広くお風呂に入るという習慣が普及したとのことです。
もともと、日本は火山活動の活発な国で、温泉が湧いていたのでそれを利用して「蒸気浴」などは行われていたとのことです。
お風呂に入ることに対しての土壌は昔からあったので、中国から仏教の教えが伝わったときもみんなすんなり受け入れられたのでしょう。
浴堂の形は変わりましたが、今も変わらず日本人はお風呂に入ります。
仏教の教えは知らないでしょうが。


Posted by ブロやン at 17:08